休憩時間は

その女性は私に軽く会釈をして「A君。そろそろお昼休憩してきていいわよ。」と言いました。
そして今度は私のほうを見て思い出したように「昨日もいらっしゃってくださっていましたよね?」そう尋ねてきました。
私は「はい。この絵がとても気に入りました。それでまた今日も。」そう答えると彼女は「A君よかったわね。休憩時間は好きに使っていいからね。」
そう言うと彼女は逆援助セレブ交際企んでいるような顔をしながら去っていきました。
すると彼は「彼女がこのサークルの代表なんです。」「そうなんですか。」そんな発展もしないような会話を彼と交わしました。
すると彼はなんだか言いずらそうに「あの・・出会い系サイトマックス・。お昼とかって食べました?僕は今からなんですけど、もしよかったらご一緒にと思いまして・・・。」
私は思わず心の中でガッツポーズをしました。「そんな。休憩時間らしいんですけどいいんですか?」私は謙虚な気持ちを忘れないようにそう言うと
「こちらこそ。とは言ってもそんなにいいいところはいけないですけど。」彼は笑いながら言いました。
そして結局デパートの中にあるマックに行くことになりました。
二人で席について、昼食をとっていると彼が「あの。お名前は?」と聞いてきました。私は彼の名前を知っていました。
なぜなら彼の絵が飾られている下に、彼の名前が書いてあったからです。だから私は、すっかり彼に名前を教えたつもりでいていたのです。
そこでようやく私達は絵のことではなく、お互いのことについて聞き合うようになりました。

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2011年12月29日 | コメント/トラックバック(0)|

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